■当初のお悩み

M様は施設入居されていて、時間の経過と共に元気がなくなり、無表情になっていかれました。

ご家族は、仕事でなかなか面会に行けない自分たちのせいではないかと気にされていた時にM様が居室で転倒され、施設内で自分たちの代わりに家族のように見守りをしてくれる人はいないかと探されていました。

 

■ご利用の決めて

HPでダスキンライフケアを知り施設の相談員と同席の上、ライフケアのサービスの説明させていただくと介護保険外の自費サービスなので施設のサービスには影響がないこと、毎日長時間対応が可能なこと、家族のように接してくれることが決め手になり、ダスキンライフケアの見守りサービスを利用されるようになりました。

 

■Ｍ氏の変化

ある日、「指相撲をしませんか？」との声掛けに応じ、指相撲をするとT氏の圧勝でした。そのころからM様の様子に変化がみられるようになりました。ドアに人影をみつけると振り向き、自分の方から「指相撲しよう」って笑顔で言われるようになりました。ご家族が来られると両手で指相撲を行い「おじいちゃん凄い！」と言われるのを楽しみにされていました。

また、自分が勝つまでオセロゲームを真剣に行う様子や、100歳まで生きるとリハビリを一生懸命に頑張る姿を見て娘様も喜んでおられました。

 

■ご家族の声

娘様からは「ダスキンさんは家族です。ですから仕事していても、今頃、ダスキンさんが来てくれていると思うと安心します。気が楽になりました」

孫娘様からは「こんなに回復できたのも、ダスキンのスタッフの方々に助けて頂いているからです。本当にありがとうございます。感謝しきれません」とのメッセージを頂きました。

 

■スタッフの感想

100歳近い方に、こんな提案していいのかと迷う時がありましたが、いつも前向きに私たちの提案に一生懸命取り組み、自信を取り戻され、笑顔が増えていくM様を見ると、やってよかったなと感じています。

また、M様の頑張りの背後にある家族への愛情は心打つものがありました。